カテゴリ:宗恵の本棚( 44 )

『茶の湯事件簿』

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火坂雅志 著   淡交社 刊
 以前、kaikaiseiさまのブログで取り上げられて気になった本です。火坂雅志さんは新潟市のご出身。年齢も相方くんと同じなのでちょっとびっくり・・・。来年の大河ドラマ「天地人」の原作者として有名ですね。火坂さんにはその他に数冊、茶の湯に関する小説があるのでまとめてアマゾンで注文しちゃった・・・。
 読み始めて・・・あらら・・・これ読んだことある・・・。そうなんです、発行が淡交社ってことも知らないで注文してしまったのですが、この作品は淡交社の雑誌『なごみ』で2002年から2003年にかけて連載されたお話です。でも書き下ろしも収録されているので、ま、いっか・・・。
 戦国時代から昭和に活躍した人たちの茶の湯に関わるお話が、時代背景とともにわかりやすく、興味深く描かれています。茶道に関係ない方もたのしく読めますよ。是非ご一読を。
 この本のカバーの絵、わたしの両親の故郷にある多賀大社蔵「調馬図・厩図屏風」っていうのも大変気に入りました。多賀大社は「お多賀さん」として全国に知られ、伊勢神宮内宮の祭神・天照大神の親神を祀っています。「お伊勢参らばお多賀へ参れ お伊勢お多賀のお子じゃもの」といわれます。小さい時から夏休みに「万灯祭」の盆踊りに行くのが楽しみでした。
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by soukei3 | 2008-09-24 08:52 | 宗恵の本棚

『茶碗百選』 大河内風船子

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『茶碗百選』 大河内風船子 平凡社 1984年

 アマゾンから先ほど届きました。抹茶茶碗を茶道陶芸史の観点から述べてあります。

(一)会所と茶碗 室町時代Ⅰ
(二)四畳半茶室と茶碗 室町時代Ⅱ
(三)小間の茶室と茶碗 桃山時代
(四)大名・宮廷の茶室と茶碗 江戸時代Ⅰ
(五)町人茶の湯と茶碗 江戸時代Ⅱ

お茶碗の写真が綺麗です。さて、今日はこれを見ながら店番をしましょう。

 あっ、明日は青年部のお茶会に招かれているのだった。もう明日は単衣だろうなぁ・・・。何年か前、9月半ばに恩師のO先生のパーティーがあって、その時の写真が今手元にある。わたしは単衣を着ていったのだけれど、竹下景子さんは絽だったなぁ・・・。あら、にこやかに笑うK先生と腕を組んで撮った写真まで出てきたわ・・・・・・・・・。やっぱり明日は単衣。雨の予報・・・。
 
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by soukei3 | 2008-09-06 12:53 | 宗恵の本棚

たつみや章『ぼくの・稲荷山戦記』


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 16年前、偶然手に取った『ぼくの・稲荷山戦記』。林静一の表紙が可愛い。作者の略歴を見てびっくり。「白雲大学文学部史学地理学科卒業」とある。お話を読んでまたびっくり。わが恩師にそっくりな先生たちが出てくる・・・。これはもう間違いない。わたしの先輩である。熊本在住とあるので名簿でさがす・・・。あっ、この方は同級生と結婚されて・・・。
 児童文学とはいえ、充分に読み応えのあるお話です。

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by soukei3 | 2008-08-23 17:29 | 宗恵の本棚

『タンパク質の一生』

タンパク質の一生 生命活動の舞台裏』 永田和宏著 岩波新書

きみに逢う以前のぼくに遭いたくて

                 海へのバスに揺られていたり     永田和宏


 わたしの好きな歌人の永田和宏は宮中歌会始詠進歌や朝日歌壇の選者であるが、本業?は京都大学再生医科学研究所教授である。奥様もふたりのお子さんも歌人。この新書は短歌のお話でなく、タンパク質のお話。新聞の書評欄で見て、つい手に取ってしまった。わたしには縁のないお話も、わかりやすい綺麗な言葉で書かれている。たまにはこのような本を読んでみることによって、人生観が変わるかもね。
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by soukei3 | 2008-08-19 14:17 | 宗恵の本棚

「もし、あの人との人生を選んでいたら・・・・・・」

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『水曜の朝、午前三時』 蓮見圭一 新潮文庫

 とても洒落た文章でいつも楽しませてくださる方のブログに、チラッと出てきたので気になって読んだ本。表題はわたしが求めた文庫の帯裏に書かれていた文句(画像の本では表ですね)。表の帯には

「こんな恋愛小説を待ち焦がれていた。わたしは、飛行機のなかで、涙がとまらなくなった・・・・・・」児玉清氏、絶賛!!
 
とあるが・・・わたしは非常に違和感を感じた。
 

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by soukei3 | 2008-08-07 10:17 | 宗恵の本棚

買ってしまいました

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BRUTUS
博物館emoticon-0152-heart.gifラブ
博物館は最高のアミューズメントだ!

今、一番行きたいのは九州国立博物館鉄道博物館

博物館・美術館はひとりでのんびりゆっくり見るのが好き。
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by soukei3 | 2008-07-29 14:14 | 宗恵の本棚

断髪のモダンガール―42人の大正快女伝

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 森まゆみ著 文藝春秋刊

 NHKBS2「週刊ブックレビュー」で紹介された本。早速アマゾンで取り寄せた。わたしはこう見えて!?学生時代から、明治から大正にかけての女性解放思想の歩みに興味を持って、自分なりにいろいろ調べていた(る?)。この本は一挙42人の女性たちを紹介していて、中にはわたしが存じ上げなかった方もいらして、大変面白く役にたった。
 近頃は女の子のほうが元気がよいが、果たして「人間として」ちゃんと存在しているのだろうか・・・と疑問に思う事がある。たとえば女性誌を見ても「合コンで気に入られる服」とか「彼氏に誉めてもらえる服」など、男性目線から見たファッションを取り上げている。わたしは「男性に媚びる」ファッションは嫌いだ。だから川久保玲さんのコム・デ・ギャルソンが好きなのだ。ある雑誌の対談で「男性に媚びる服は作らない」という川久保さんの言葉が非常に気に入っている。ちなみに男性から見た嫌いなブランドナンバーワンはコム・デ・ギャルソンである。
 この本に出てくる女性たちはみな魅力的。これからでも遅くない。わたしももっと魅力的な人生を送らなくっちゃ♪まずは茶道・・・とやはりこれははずせない。
 この本の表紙が新発田出身の画家「蕗谷虹児」なのも気に入っている。


 さぁ~て、これからchoriさんのライブに行ってきま~す♪


★「茶の湯のプロムナード」木村展之展
http://blogs.yahoo.co.jp/soukei0322/57312212.html
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by soukei3 | 2008-07-18 15:33 | 宗恵の本棚

一客一亭:『茶の湯のことば』

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 昨年11月宗旦350年忌に参加いたしました。その参加者に今年3月、宗旦忌の様子や宗旦居士の足あとを纏められた『玄伯宗旦居士の遺芳』が送られてきました。それだけで大変ありがたく喜んでおりましたら、今回は『茶の湯のことば』を送っていただきました。
 茶の湯の世界特有の言葉を、素敵な写真とわかりやすい文章で説明されている本です。その中からひとつご紹介いたします。


一客一亭
 亭主が大切なお客様を一人、一対一でもてなす茶事のことを「一客一亭」といいます。一客一亭の茶事ほど気を張りつめるお茶事はありません。主客が終わりまで向き合うために双方は真剣です。それだけに親しい間柄であれば、親密さ更に深まります。気持ちが分かり合った同士が、共に生きてある今の時間を、茶を以て共有する喜びは何ものにも代え難いものです。区切られた囲いと区切られた時間の中で、共に相手を気遣いながら消えていってしまう即今の一時を、必死に思い出に変えようとつとめるのです。この真摯な思いと真剣なやり取りは、日常の中では決して味わうことのない心地良い緊張です。


 叶わぬ思い・・・ではありますが、目下の夢は天空の茶室で「一客一亭」の茶事を行うこと。こんなに真剣でなく・・・もっとゆるゆると・・・ですが・・・。えっ、お相手は?・・・。うふふ、それは・・・ひ・み・つ(^_-)-☆。
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by soukei3 | 2008-06-27 09:24 | 宗恵の本棚

源氏物語の京都案内

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 源氏物語の京都案内 (文春文庫)

 今年で『源氏物語』が書かれて千年。『源氏物語』の現代語訳は何冊か出ていますが、この本はちょっと変わった視点での京都案内。54帖にゆかりの場所とそれにちなんだお菓子が紹介されています。そして個人蔵の五十四帖茶碗が素敵。

 巻末に「チャート式性格判断(女性篇)<あなたはどのタイプ?>」があります。もちろんやってみましたよ。・・・あはは・・・「弘徽殿女御」だそうです・・・。母性愛が強く、わが子や身内のためには思わぬパワーを発揮する、「頼れる母」タイプ。自分の立場が強いときは、その力を惜しまずに行動しますが、逆境になると弱くなってしまいます。もしもの時にそなえて、普段から周囲の反感を買わないような気配りを心がけましょう。・・・ですって。はい、心がけます。
 お次は「チャート式性格判断(男性篇)<あなたの彼はどのタイプ?>」です。・・・お~なるほどねぇ・・・「惟光」・・・ガテン系でフットワーク抜群。機械の扱いも力仕事も、何でもできます。学歴は高くなくても、頭がよくて人の事情や心を良く察して気配りもできる。最後に思わぬ出世をして、子供もしっかり育てます。セレブや派手なお金持ちにはなりませんが、信頼してついていけます。安心して平穏無事な人生を送るには、彼が一番です。・・・平穏無事な人生・・・ふふふ。

 ふと思いました。源氏の君が愛した何人もの素敵な女性。みんなタイプが違うけれど、もしこれがある女性が愛した男性の話・・・となると・・・こんなにいろいろなタイプの素敵な方っているかしらね・・・???
 
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by soukei3 | 2008-05-27 10:16 | 宗恵の本棚

モーターサイクル・ダイアリーズ

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 エルネスト・チェ・ゲバラ著
 長男のリュックに入っていた本。キューバ革命の立役者で某国によって暗殺された・・・ということしか知らなかったが、大変興味深く面白い内容だった。若き医学生の南アメリカ放浪記。が・・・訳が・・・というか日本語が変。
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by soukei3 | 2008-05-04 23:42 | 宗恵の本棚


鉢植えで育てているばらの記録や、日々の生活で感じたこと、茶の湯のことなどお話ししてきました。また新たなブログでお会いいたしましょう。


by soukei3

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